ブーストアッププーリー

KITの0.9kプーリーが手に入ったので、交換してみた。
いきつけのショップで交換を依頼。
ついでに滑ってたベルトも２本交換。
まずは、エアクリなど作業の邪魔になる物を外す。
エンジンルーム

これで作業しやすくなる。
スーパーチャージャーを外し、いよいよプーリーを外す。
インパクトレンチで一気に回す。（注１）
プーリー抜きでプーリーを外す。
比べるとずいぶん大きさが違います。

小径プーリーをスーパーチャージャーに取付ける
インパクトで締めてお終い。（注２）
車にスーパーチャージャーを取付けてエンジンがかかるようにパイプ類を取付け。

さあ、エンジンスタート！
異音発生
なんで？？
この日はとりあえず恥ずかしいくらい大きな音をたてながら家へ帰る。

インターネットでプーリー交換の情報を探すと、キタキツネさんのところに「インパクトレンチ使用厳禁、締付けトルク・・・」と書いてある。
翌日いつものスバルへ仕事終了後直行。
詳しい人がいるので聞いてみると、インパクトレンチで緩めたり、締めたりするとスーパーチャージャーの中身（繭山と表現していた）がずれて、最悪はスーパーチャージャーが回らなくなるとのこと。
キタキツネさんの書いてたことと一致する！
大急ぎで前日のショップへ。
異音の原因と思われることを説明して、再度作業にかかる。
またスーパーチャージャーを外し、ばらしてみると、吸気ポートがら中がよく見えます。
ありゃ～当ってるよ。
これじゃ音が出るはずだ。
オイルを入れるところを外すとギアが２個あります。
プーリーと同軸の方しか外れないようなので、片側だけ外す。
これで両方の繭山がフリーで動きます。
でも、どうやったらうまく干渉せずに回るのかわからない。
とりあえず、何となくで位置合わせをしてギアをはめてみると、組み替える前よりスムーズに回る。
じゃあってことで、オイルを入れて車につけてみたが、ダメでした。
位置合わせはかなりシビアなようです。
またやり直し。
今度はよ～く考えて、考えて車に取付け。
またダメだ～。
これを繰り返すこと４回。
ショップの営業時間ももうすぐ終わりに近づいたのでこれで最後。
も～っと考えて繭山の位置合わせをしたら、手で軽く回る！
排気？ポートから圧縮された空気が出てくる。
これでダメならスーパーチャージャー交換だねとか言いながら、車につけてみると、ちょっと音はするけど気になるほどではない。
アクセル踏んでも変な音はしない。
これでOKでしょ。
時間にして４時間。２日間トータルで６時間の作業でした。
疲れた～。
帰り道、いつもの山道を通ってみた。
エアコンかけてるのに速すぎ！
ブースト計もあっさり0.9kを指す。（ピークホールド機能付き）
疲れも吹っ飛ぶ。

これからプーリー交換を考えているあなたへ
（注１）（注２）のところでインパクトレンチを使わないこと。
手回しでも多少ずれることがあるらしいので気を付けてください。
ずれてしまったら分解です。
スーパーチャージャーオイルが必要です。
私は何度も付け外しをしたので、250cc位使いました。
スバル純正スーパーチャージャーオイルは10ccで2,000円。
2,000円/10ccＸ250cc＝ごまんえん！
そんなに払えないし、スバル販売店に在庫はないでしょう。
そんな時、トヨタ純正スーパーチャージャーオイルがあります。